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第3回大会テーマ |
日本発達支援学会第3回大会委員会 大会委員長
相澤雅文 (京都教育大学)
第3回大会のご案内 |
〇会期 : 2021年10 月 30 日(土) ・ 10 月 31 日(日)
〇会場 : WEB開催(ホスト会場 京都教育大学)
大会のご挨拶 |
日本発達支援学会の会員の皆様におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。 第 3 回大会のお知らせ(第 1 号通信)をお送りいたします。本大会ではメインテーマとして「WellBeing を視座とした発達支援とは」を掲げたいと考えております。
日本発達支援学会は 2019 年に「日常生活の文脈の中で人を理解し、人の発達を支援することを通し て、人と人との関係を基盤として豊かな発達を実現することを目指した学会」として発足いたしました。 2020 年度は新型コロナウィルスの全世界規模の感染拡大があり、日本においても、幼児児童生徒の通 園・通学ができない状況となるなど、日常生活の文脈が崩壊した年でもありました。そうした中で WellBeing(ウェルビーイング)の保障が強く求められることとなりました。たとえば、教育再生実行会議・ 初等中等教育ワーキングの提言において、子ども達の豊かな発達保障のためには、幸福度や自己肯定感 などの向上といった Well-Being の実現を最上位目標とすることが示されました。
このように、Well-Being は近年よく耳にする言葉ですが、決して新しい概念ではありま せん。1948 年に発足した世界保健機関(WHO)憲章の前文では、「健康とは、病気でないとか、弱 っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状 態(Well-Being)にあることをいいます(日本 WHO 協会訳)」とされています。また、OECD の 「Future of Education and Skills 2030」でも、子どもたちがエージェンシーとして自ら主体的に学ぶ ことや、学びの羅針盤(The Learning Compass)により、自ら生きる道を進める力を持つ重要性が強調 されています。そのためには個人としての Well-Being、及び社会としての Well-Being の両面が 大切であるとされています。
子どもたちの健やかな成長発達を願わない社会はないと考えます。日本の子どもたちは、先進国の中 で幸福度や自己肯定感が低いこと、当事者意識の低いことが発達的側面の課題として挙げられています。 これからの未来の予測がつかないといわれる世の中で、Well-Being を視座として発達支援を考えて いきたいと思います。
大会の開催にあたりましては、出口の見えないコロナ禍の中で、参加予定者のみなさまにもご不便を おかけしてしまうところも出てこようかと思われます。これからの未来に向けて、新たな「発達支援の あり方」の指針が得られる大会となりますよう、大会委員一同、運営に尽力してまいります。
本学会会員みなさまの「日常」において、支援の対象となっている方々とその周囲の方々、ならびに、 会員みなさま自身のご健康とご健勝を祈念いたします。
2021 年 6 月
日本発達支援学会第3回大会委員長
相澤 雅文(京都教育大学)
WEB開催概要 |
大会スケジュール |
◇記念講演① 10月30日(土) 14:00~15:00 |
◇記念講演② 10月30日(土) 15:30~16:30 |
講演者:郷間 英世 氏 (姫路大学)
司 会:相澤 雅文 氏 (京都教育大学)
コメンテーター:秦野 悦子 氏 (白百合女子大学)
◇小講演① 10月31日(日) 9:30~10:30 |
「学童保育から発達支援を考える」
講演者:田爪 宏二 氏 (京都教育大学)
司 会:杉山 弘子 氏 (尚絅学院大学)
コメンテーター:西本 絹子 氏 (明星大学)
◇小講演② 10月31日(日) 11:00~12:00 |
「トゥレット症に思うこと -これまでのこと、これからのこと-」
講演者:酒井 隆成 氏 (当事者/桜美林大学)・相澤 雅文 氏(京都教育大学)
司 会:糠野 亜紀 氏 (常磐会短期大学)
◇企画シンポジウム 10月31日(日)13:00~14:00 |
「保育の場における巡回相談の専門性と課題
−困難事例を通して支援の専門性を考える−」
司 会:高橋 千枝 氏 (東北学院大学)
話題提供者:飯島 典子 氏 (宮城教育大学)
話題提供者:平川 久美子 氏 (石巻専修大学)
※開催期間中のスケジュールは変更になる場合があります 。
◇研究発表 10月31日(日)14:30~16:30 |
②「障害児の運動発達と社会性発達との関連性に関する研究1
-サッカー療育サービスが子どもの発達に及ぼす影響の検討-」
〇大兼久 源晴 氏・前田 忠嗣 氏・祖慶 剛児 氏・本郷 一夫 氏
③「保育者の困り感に着目した気になる子への支援(2)
-チェックリストの活用による保育者の変容に着目してー」
〇田中 文昭 氏 ・ 糠野 亜紀 氏 ・ 拜郷 奈美 氏
④「保育所等訪問支援」を活用した発達支援 」
〇松村 友宇子 氏
◆司会・コメンテーター
川﨑 聡大 氏(東北大学)
澤江 幸則 氏(筑波大学)
飯島 典子 氏(宮城教育大学)
平川 久美子 氏(石巻専修大学)
情報交換会 10月30日(土)16:40~17:40 |
10月30日(土)16:40~17:40に情報交換会を行います。
※記念講演②に続き,休憩をはさんで情報交換会を開催します。ぜひともご参加ください。
研究発表の申し込み |
発表資格 |
〇研究発表者の筆頭発表者は、研究発表原稿締切日 8 月 30 日の時点で,日本発達支援学会の正会員で あり、学会年会費を納入済みであること。会費未納の場合は、発表資格を失う可能性が生じます。
〇連名発表者は会員に限定しませんが、大会参加の事前申し込みおよび諸費用の納入が必要となります
発表形式と資料提出 |
〇研究発表は、発達支援に関する実践や研究などを発表する場です。
〇研究発表の発表時間は、1 件あたり発表 20 分、質疑応答 10 分の計 30 分です。
〇学会ウェブサイトの第3回大会ページから研究発表用テンプレート(Word ファイル)をダウンロー ドしてお使いください。書式は,⽬的,⽅法,結果,考察の流れを基本とし、A4 用紙 1 枚にまとめ、Word ファイルと PDF ファイルの両方を大会事務局の メールアドレス(meetingjads☆gmail.com)にメールでお送りください。(☆は@に変えてください。)
〇投稿する原稿には、本人や保護者の了解なしに個人が特定される情報を載せないなどの倫理的な配慮 を十分に行ってください。
〇研究発表の原稿の締め切りは 8 月 30 日です。9月10日まで延長しました。
予約参加の申し込み |
〇以下の項目について、Googleform(https://forms.gle/XUPLVT9AqviQkvrMA)からお申込みくださ い。第3回大会は完全予約制です、当日参加はございません。
〇予約参加の申し込みの締め切りは 9 月 30 日です。 10月15日まで延長しました。
参加費の振り込み |
〇参加費一覧
〇参加費は郵便局備付の払込取扱票に以下の必要事項を記入の上、郵便局窓口または郵便局 ATM から 振り込んでください。
①口座番号:02280-9-127525
②加入者名:日本発達支援学会
③金額:参加費の合計金額を記入
④通信欄:参加費の内訳と会員番号(会員のみ)を記入
⑤ご依頼人:必要事項を記入
〇納入された参加費はいかなる理由があっても返却はしません。
〇参加費支払い期限を10月15日まで延長しました。
〇記入例
大会に関する問い合わせ先 |
〇ご不明な点がございましたら、日本発達支援学会大会事務局にメールにてお問い合わせください。
日本発達支援学会大会事務局 E-mail: meetingjads☆gmail.com
(☆は@に変えてください。)
日本発達支援学会 Facebookページ Twitterアカウント e-mail:jadsoffice☆gmail.com (☆を@に変えてください)
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