このたび、2026年11月21日(土)、22日(日)の両日、宮城県仙台市において、発達支援学会大会を開催できますことを大変嬉しく思っております。会場は2024年に開催しました第6回大会と同じPARM-CITY131で、仙台市の中心にあるビルの会議室で開催いたします。多くの皆様にご参加いただき、ともに学び、語り合える機会となることを心より願っております。 本大会のテーマは、「生活の中から発達支援を考える」といたしました。発達支援学会では、「人の発達は日常の生活の文脈の中で起こる」という視点、すなわち日常生活の中での行動を通して人を理解することが重要だと考えます。子どもや支援を必要とする人々が生活する場は複数あり、それぞれの場における個別の姿、それぞれの場が関連し合って生じる姿があります。そこで本大会では、このテーマのもと、支援を必要とする人の目線に立ち豊かな生活へと繋がる支援について、皆様とともに考えていきたいと思っております。
企画している講演では、まず、東日本大震災から15年という節目を踏まえ、「災害と生活」という観点から発達支援を考えます。震災は人々の暮らしに大きな影響を与えましたが、その中で支援のあり方や生活の再建について、多くの示唆が積み重ねられてきました。宮城の地で改めてその経験に学び、これからの支援について考える機会にしたいと思います。また、「家族の生活」と「学校生活」という二つの生活の場に焦点を当てた講演も予定しています。日々の暮らしを支える家族との関わり、そして子どもたちが多くの時間を過ごす学校という場において、どのような発達支援が求められるのか、多角的に議論を深めていきたいと考えています。
さらに、オプショナルツアーとして、11月20日(金)に石巻市での被災地フィールドワークも企画しています。震災から15年を迎える地域を実際に訪れ、震災遺構、語り部、現地の歩みや人々の暮らしに触れていただくことで、本大会のテーマについてより深く考える機会となれば幸いです。
晩秋の仙台は、美しい紅葉と澄んだ空気が感じられる季節です。全国各地から多くの皆様をお迎えし、実りある交流と学びの場となることを願っております。
ぜひ、仙台の地へ足をお運びください。皆様のご参加を心よりお待ちしております。